NTTドコモは1月20日、韓国の携帯電話事業者KT Freetel(KTF)と固定通信事業者KTの合併に伴い、KTと株式交換および転換社債の引き受けに合意したと発表した。
ドコモはKTFに10.72%出資しており、今回その株式持分の40%をKTの普通株式に、60%をKT発行の転換社債に交換する。今後、KTおよびKTFの株主総会で合併が承認された後、ドコモはこれらの株式と転換社債を保有する予定だ。
ドコモは2005年12月KTFに出資した後、事業・技術協力委員会(Business&Technology Cooperation Committee)を設立し、W-CDMAネットワークにおける端末の共同調達などをしてきた。ドコモは「今回の合意によって、韓国最大の固定通信事業者であるKTと携帯電話事業分野での協力関係を継続し、日韓の市場における競争力を強化していきたい」としている。
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