携帯電話向けのホームページ(ホムペ)作成サービス「@peps!」を運営するピーネストの調査によると、女子中高生のおよそ8割がホムペを1日に1回以上更新し、1時間利用している人も半数にのぼるという。
ホムペとは携帯電話用の個人サイトで、ブログやプロフと呼ばれるプロフィールページ、掲示板、オンラインアルバムなどを載せている場合が多い。掲示板はメールを使った投稿が可能で、日記のようにリアルタイムに書き込んでいく「リアル」という使い方が一般的だという。
今回の調査は1月4日と5日に、携帯電話から@peps!、もしくは同社が運営するブログなどのレンタルサービス「Chip!!」にアクセスしている女子中高生を対象としたもの。@peps!、Chip!!上でアンケートし、有効回答数は女子中学生1001人、女子高生1001人の合計2002人となっている。
ホムペの更新頻度について尋ねたところ、「1日に2〜9回」という回答が45.6%と最も多かった。1日に1回はホムペを更新するというユーザーの割合は、女子中学生で82.4%、女子高生で73.3%となっている。また、「ホムペの更新や、友達のホムペを見るのにかける時間は1日にどれぐらいですか」という質問に対しては、女子中学生で47.6%、女子高生で47.9%が1日1時間以上利用していると回答した。
ホムペを利用する目的については、女子中学生だと「友だちとのコミュニケーション」と回答した人が45.1%と最も多かったのに対し、女子高生では「個人の記録用」とした人が52.5%と最多になった。「ホムペを通して自己表現がしたいという欲求は、女子高生のほうが強い」とピーネストは分析している。
このほか、「友達やクラスメイトの10人中何人がホムペを持っていますか」と質問したところ、「10人全て持っている」と回答した人が中学生で35.7%、高校生で47.1%にのぼった。「女子中高生にとってホムペは『持ってて当たり前』といっても過言ではない」(ピーネスト)という。
また、女子中高生のどちらにおいても、3人中2人はホムペを複数所有していることもわかったという。「女子中高生たちは、目的や仲間に応じて、複数のホムペを使い分けていることが多いようだ」(ピーネスト)としている。
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