ソニーは1月21日、リニアPCM録音機能を備えたICレコーダー「ICD-SX900」(SX900)、「ICD-SX800」(SX800)を発表した。発売は2月21日から。価格はオープンだが、店頭想定価格はSX900が2万5000円前後、SX800が2万円前後となる。
セパレートデザインの新開発マイクユニットを搭載することで、指向性録音時の感度を現行製品の約3倍へと向上。ノイズレベルは約3分の1へと低減させたという。
録音モードは従来のLPEC、MP3に、44.1kHz/16bit、22.05kHz/16bitのリニアPCMモードを追加。ソニーでは、楽器の生演奏などで違和感のない録音ができる「音楽」モードと位置づけている。
このほか「口述」「会議」「高感度」「マニュアル」モードを用意。音楽モード同様に新機能として搭載された「高感度」は、広い会場での講演会や音源から距離が遠い場合などの録音に適しているとのことだ。
記録メディアには4Gバイト(SX900)、2Gバイト(SX800)の内蔵メモリを採用。録音データはドラッグ&ドロップ操作でパソコンへ転送できる簡単転送機能(リニアPCM、MP3モードのみ)を備える。専用ソフトウェアを使用しないためWindows、Mac両対応だ。
単4乾電池2本で駆動し、最大約25時間の録音が可能。本体にはニッケル水素充電池が2本同梱される。
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