シーゲイト製HDDにアクセス不能になる問題が判明

文:Colin Barker (ZDNet.co.uk) 翻訳校正:佐藤卓、小林理子2009年01月20日 13時00分

 Seagate Technologyは米国時間1月16日、同社のHDDシリーズ「Seagate Barracuda」と「Maxtor DiamondMax」の最近のモデルに問題があったことを明らかにした。この問題の影響を受けると、ユーザーはディスク上のどのデータにもアクセスできなくなり、搭載コンピュータからディスクが認識できなくなるという。

 Seagateは、同社のウェブサイトのサポートページのFAQに掲載された声明でこの問題を認め、「(略)多くのSeagate製HDDが、ホストシステムの電源を入れたときにアクセス不能になる可能性がある」と述べている。

 対象となるHDDは、「Seagate Barracuda 7200.11」の容量160Gバイトから1.5テラバイトのモデル、「Maxtor DiamondMax 22」、および「Seagate Barracuda ES.2」のSATAインターフェースだ。

 HDDが影響を受けると、「ユーザーはデータにアクセスできなくなるものの、データが削除されることはない」とFAQには書かれている。Seagateによれば、原因はHDDのファームウェアにあった問題で、「2008年12月に製造されたこれらHDDファミリーの製品に影響が及んでいる」という。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]