本当に1テラバイトでは不十分なのか。仮にそうだとしたら、このニュースは朗報だろう。HDDメーカーのSeagate Technologyは米国時間7月10日、より容量の大きなデジタルストレージを追求するユーザーの要望に応え、世界初の最大容量1.5テラバイトのHDDを発表した。
Seagateは、従来の最大容量である1テラバイトから一気に0.5テラバイト増量し、増加幅はハードドライブ史上最大だと述べる。この3.5インチ型HDDの「Barracuda 7200.11」には、垂直磁気記録(PMR)方式が採用されており、1平方インチのスペースに従来のドライブよりも多くの「1」「0」情報を詰め込むことにより、4枚のプラッタで1.5テラバイトという記憶容量を実現している。SeagateはBarracuda 7200.11の詳細な価格は明らかにしていない。8月に出荷開始の予定。
またSeagateは同日、500GバイトのノートPC用2.5インチHDD「Momentus 5400.6」と「Momentus 7200.4」を発表した。回転速度はそれぞれ5400rpmと7200rpmで、ともに2008年第4四半期に発売予定。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」