Intelは米国時間1月18日、Core 2 Quad、Core 2 Duo、Pentium Dual-Core、Celeron、Xeonなど、幅広いプロセッサラインアップの値下げを実施した。
今回の値引きの中には、Advanced Micro Devices(AMD)が発表したばかりの「Phenom II」プロセッサおよび「Dragon」デスクトッププラットフォームへの対抗を狙ったものも含まれる。たとえば、AMDのPhenom II X4 940(3.0GHz)の価格は275ドルに設定されている。
Intelの値下げは、クアッドコアのプロセッサを中心としたものになっており、Q9650(3.00GHz)の価格は、AMDのPhenom IIにも対抗し得る、530ドルから40%値下げした、316ドルとなっている。またCeleronプロセッサにも、大幅な値下げが見られる。たとえば、モバイル版のCeleron 570(2.00GHz)の価格は、134ドルから48%値下げした、70ドルとなっている。
Xeonプロセッサの中にも、大幅な値下げのあったモデルがある。たとえば、X3370(3.00GHz)の価格は、530ドルから40%の値下げとなる、316ドルに設定された。
デュアルコアPentiumのE5200は、84ドルから24%値下げした、64ドルになっている。
モバイル向けのCore 2 Duo P8600は、241ドルから13%値下げして、209ドルとなった。モバイル版となるCore 2 DuoプロセッサのPシリーズは、熱設計電力(TDPまたは熱設計枠とも呼ばれる)が25Wとなっている。他の主なモバイルプロセッサのTDPは、35Wが一般的である。
さらに、Intelは、プロセッサの新モデル追加も発表しており、デスクトップ向けのCore 2 Duo E7500(2.93GHz)の価格は、133ドルに設定されている。また、Core 2 Quad Q9550s(2.83GHz)は、TDPが95WとなるQ9550の低消費電力版に位置づけられ、TDPは65Wに抑えられている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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