Appleの共同創業者Steve Wozniak氏は、Steve Jobs氏の健康状態について自身の考えに言及し、旧友の休養やそれがAppleに影響を及ぼす可能性についてメディアに話している。
Wozniak氏はカリフォルニア州サンノゼで行われたNBC11のインタビューで、投資家やメディアはJobs氏のプライバシーを尊重するべきだと述べた。
「彼が言っていることを、われわれは受け入れるべきだ」とWozniak氏はJobs氏の健康に関する質問に応じた。
またWozniak氏は、Jobs氏の6カ月間の不在がAppleの製品ラインに悪影響を及ぼすことはないだろうと述べている。
「Appleやテクノロジ企業の製品は、長期に渡る技術的なパイプラインを経て世に出る。1年から1年半の期間を要するものもある。こうした製品はパイプライン上にあり、影響を受けることはない」
同氏はまた、この度の療養が最終的にJobs氏本人と同社にとって好影響となる可能性について述べた。
「彼が休養すると言ったことについて、今朝シャワーを浴びている時に考えていた。わたしは、もし彼がそう言ったのであれば、文字通りに受け取る。彼は休息を求めている。休息と平穏だ。皆さんは休んでいる時はどうだろうか?ときどきは考えが頭をめぐることもあるだろう。彼のような人間は、将来的な可能性のあるより良いコンセプトや製品、方法を考え出し、人よりも生活が豊かになる方法を考え出す。これはAppleにとって素晴らしいことだろう」
Jobs氏は先週、自身の健康状態に関する憶測がこの数カ月間めぐっていることを受け、ホルモンの不均衡から回復するまでの間、CEO職から退くことを発表した。同氏不在期間は、6月末までとなる予定である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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