MySpaceは2008年9月、すべてのメジャーレコードレーベルとのジョイントベンチャーであるMySpace Musicをローンチした。このことは、MySpace成功の最初のきっかけともなっていたインディペンデント系楽曲をヒット曲よりも後回しにした、という批判を常に受けていた。
しかし、News Corp.傘下のMySpaceは米国時間1月15日、レーベルおよび配信会社を含むインディペンデント系楽曲関連数社と提携し、インディー楽曲をより多くMySpace Musicのカタログに加えた。15日の時点では、Nettwerk Music Group、INgrooves、IRIS Distribution、RoyaltyShare、そしてWind-up EntertainmentがMySpace Musicに参加し、多数の曲がサービスに加わっている。
とは言うものの、当初からMySpace MusicはSony ATVと提携関係にあり、Sony ATVはMySpace MusicにThe OrchardやFontanaのような他のインディー楽曲配信会社を利用する機会を与えていた。
「これらの重要で新たな提携関係によって、MySpace Musicのコミュニティーはより多くの気に入ったインディペンデント楽曲へアクセスできるようになる。一方で、新たにライセンスされたアーティストたちにとっては現金収入の機会ができる」とMySpace MusicのプレジデントであるCourtney Holt氏は述べる。同氏はMySpace Musicを率いるため、MTV Networksから同社に転職した。「われわれは新しいパートナーとの提携を喜んでおり、コンテンツを積極的に獲得する努力を続けるつもりである」と同氏は言う。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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