ボーナスシーズンを迎え、家電各メーカーの年末商戦も活気づくこの時期。「欲しいデジタル家電」では常に上位にランクインする「デジタルカメラ」に関する意識調査を実施した。有効回答数は20代から40代を中心とするネットユーザー男女456名。
回答者のデジカメ所有状況は、「自分専用のデジカメを所持している」が57.9%、264名、「家族兼用デジカメを所持している」のが27.0%、123名で、84.9%が既に所有。しかし「最新型のデジカメが欲しいと思うか」の問いには、6.1%が「購入を検討」、15.4%が「欲しい」、36.6%が「ちょっと欲しい」と答え、60%近くが最新型デジカメに興味を示した。
「購入を検討している」と回答した人に、欲しいメーカーを複数回答で選んでもらった結果は、1位「キヤノン」57.1%、2位「ニコン」42.9%、3位「オリンパス」21.4%。
性別でも1位と2位は同じだが、男性は3位に「ソニー」がつけ、4位には「オリンパス」と「パナソニック」が同率でランクイン。女性は「オリンパス」が3位、「カシオ」と「ペンタックス」が同率4位となり、2位以下で男女の違いが見られた。
「欲しい・ちょっと欲しい」と回答した人にも、同様に聞いたところ、こちらも1位は「キヤノン」で52.3%、2位は「ニコン」の32.5%。3位以下は、「パナソニック」30.0%、「オリンパス」24.1%、「ソニー」23.2%と続いた。
性別ではトップ以下に差が見られ、男性の2位「ニコン」に対し女性は「オリンパス」、男性の3位「パナソニック」に対し女性は「ソニー」、男性の4位「富士フィルム」に対し女性は「ニコン」、男性の5位「オリンパス」に対し女性は「パナソニック」という結果となった。
「欲しい・ちょっと欲しい」と回答した人に、そのメーカーを選んだ理由を聞いたところ、トップは「メーカー」の46.4%。デジカメ選びにおいて、いわゆるメーカーの「ブランド力」は重要なポイントになっているようだ。以下、「操作性」36.3%と「画質」33.3%がほぼ並んで2位3位、「デザイン」23.2%と「価格」21.5%が拮抗して4位5位につけた。
男女別に見ると順位はほぼ変わらないが、傾向には若干の差が見られ、男性は「メーカー」が52.2%と半数を超え、2位、3位の「操作性」「画質」に10ポイント以上の差をつけたが、女性は「メーカー」38.4%、「操作性」32.3%、「画質」25.3%、「画素数」「デザイン」21.2%とバランスよく重視する様子。また、「価格」も男性では26.1%の4位だが、女性は15.2%で10ポイント以上低い5位となっており、意識に違いが見られた。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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