プリンタに関する意識調査、第3回目ははがきサイズまでのプリントに特化して本体を軽量&スモール化した「コンパクトプリンタ」へのニーズを探った。集計回答数は20代から40代を中心とするネットユーザー男女947名、うちプリンタ所有者は88.0%。
第1回・2回調査の結果、普段のプリンタの使い道として最も多かったのは「はがき印刷」で、「デジカメ画像の印刷」も3位。
購入ポイントでは「省スペース」が上位につけ、日常的に大きなサイズをプリントする必要性がないユーザーが増加していることが伺えた。また、プリンタを所有しない理由も「置き場所がない」とするものが多数を占めた。
同じ調査パネルに対し、「コンパクトプリンタに興味はあるか」と聞いたところ、27.8%が「ある」と回答。
使い道別に興味の有無を見ると、「officeデータの印刷」に使うユーザーで「興味あり」としたのは28.3%だが、「デジカメ画像の印刷」をするユーザーでは31.3%、「携帯電話画像の印刷」をする人では47.8%と半数近くにのぼった。
「コンパクトプリンタを購入するとしたらどんな点を重視するか」を複数回答形式で聞いたところ、「大きさ」が68.0%でトップにつけ、「重さ」が63.4%で続いた。『持ち運び可能』な点が大きなセールスポイントなだけに、関心も当然高い。
一方、「本体価格」は3位で49.3%、以下「画質の良さ」39.8%、「インクカートリッジの価格」39.2%と、機能やコストは4〜5割にとどまった。
サイズに関係する「大きさ」「重さ」以外では、男性と30代が「本体価格」、女性が「画質の良さ」、20代が「デザイン」、40代が「インクカートリッジの価格」を、それぞれ重視する傾向にあることも伺えた。
次回第4回調査では、デジカメや携帯電話で撮った写真の印刷に便利な「フォトプリンタ」に関する調査結果を報告する予定。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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