米国の大手ゲームソフト開発会社Electronics Arts(EA)は、同社の人気ビデオゲーム「SPORE」のDRMフリー版の販売を開始する。
Ars Technicaの報道によると、EAは、Valveのオンライン配信システム「Steam」で多くのゲームタイトルを提供する予定であり、DRMフリー版のSPOREも同じ方法で提供するという。SPORE以外にSteamで新たに提供されるゲームとしては、「Warhammer Online」「Need for Speed Undercover」「Mass Effect」「EA SPORTS FIFA Manager 2009」などが挙げられている。「Crysis」「Crysis: Warhead」「SiN Episodes: Emergence」はすでに同システムで提供されており、今後さらに多くのゲームが追加される予定だ。
DRMフリー版の価格は、小売店で販売されるパッケージ版と同程度といわれている。
EAはSPOREにDRMを適用し、世間から大不評を買ったが、今回のDRMフリー版の発売により、ゲーマーらからの評価をいくらか取り戻すことができそうだ。EAは当初、「SecuROM」と呼ばれるDRMソフトウェアを使ってSPOREが3回インストールされるとロックがかかる仕組みにしていたが、その後、インストール可能な回数を5回に増やした。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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