Elevation Partners、パームへ1億ドルの追加出資

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 苦戦中の携帯端末メーカー、Palmに一足早くクリスマスがやってきた。

 同社は米国時間12月22日、投資会社のElevation PartnersがPalmに1億ドルを追加投資することで合意したと発表した。2009年のPalmの新製品発売を後押しする意図があるという。

 今回のニュースは、Palmにとって2007年のクリスマスシーズンよりも明るいものと言える。Palmは2007年12月、2008会計年度第2四半期(2007年9-11月期)の売り上げが予想を3000万ドル下回ったと発表した。その前の2007年9月には、軽量Linuxコンピュータ「Foleo」の開発中止を決定している。

 Palmにとってさらに素晴らしいのは、2007年の製品開発中止にもかかわらず、Elevationが同社への財務支援に応じてくれることだ。現在の経済危機においては、うらやましいほどの後ろ盾だ。

 Palmの最高経営責任者(CEO)を務めるEd Colligan氏は、リリースで次のように述べている。

 Elevationの追加出資は、2009年に予定している新製品の投入に向けて当社が勢いを増すことを可能にするとともに、流動的な経済情勢において一層の安定を当社にもたらすだろう。

 Palmは、2009年のモバイルコンピューティング製品ラインに加えて、新OS「Nova」(開発コード名)のリリースに向けた準備を加速しているのかもしれない。

 Elevationは2007年6月、Palmへの3億2500万ドルの出資を発表し、Palmは株式の25%を同社に売却した。Elevationは、現在保有する株式の一部を第三者に売却しない限り、今回発表の追加投資によってPalmの株式を最大38%保有する見込みだ。

 Elevationは今回の合意に基づき、新たに発行される優先株を受け取る予定だ。この優先株には、Palm普通株に1株3.25ドルで転換する権利が付く。これは、12月19日のPalm株の終値に31%のプレミアムを上乗せした額だ。

 2009年1月31日までに完了が見込まれるこの合意により、さらにPalmはElevationに対し、1億ドルの出資のうち最大49%を、Elevationによる支払いと同じ条件かより良い条件で、3月31日までに他の投資家に売却するよう求めることができる。

 この売却による収益は、Palmが得ることになる。

 Elevationの共同設立者であるRoger McNamee氏は、「(Palm)経営陣がこのような方法を求めてきたのは、今回の契約が既存の投資家の1株当たりの収入を減らすことを認識し、当社と同じ条件で参加する機会を投資家に与えたいと考えたからだ」と述べた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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