人生の中で、ITに精通しているけれども信仰の厚い誰かのために、駆け込みでホリデーショッピングをしたことがあるだろうか?
ローマ教皇庁(バチカン)は現地時間12月22日、カトリックの聖務日課書、カトリックのミサなどを捧げるための祈り言葉を読み込むことができる「iPhone」用アプリケーションを公式に承認した。
「iBreviary」というこのアプリケーションは、Paolo Padrini神父とウェブデザイナーのDimitri Giani氏によって開発された。欧州と米国のAppleの「App Store」では99セントで購入でき、無料アップグレードが計画されている。米国版には、対応言語としてイタリア語と英語が含まれている。
カトリック教会は、「ツールもしくは福音を説くための手段、カトリック教会のメッセージを世界と共有できる方法として、新技術の使用を検討」していると、ローマ教皇庁の広報評議会で局長を務めるPaul Tighe師はAssociated Pressに述べている。
イタリア語を読める場合(あるいは、翻訳ソフトウェアを使って)、ユーザーはDimitri Giani氏のウェブサイトでiBreviaryに関するより詳しい情報を見ることができる。
カトリック教会は、いくつかの社会問題や政治問題では依然として距離があるかもしれないが、組織によるコミュニケーションの現代化と技術を通じた若い世代への接触に対する、ローマ教皇Benedict 16世の取り組みは広く知られている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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