次から次へと進化形が登場し、パソコンの脅威となっているコンピュータウイルス。感染経路への心当たりなどを20代から40代を中心とするネットユーザー417名に調査した。
回答者の91.4%がコンピュータウイルスへの対策を講じている中、ウイルスへの感染経験を問うと、「感染したことはない」が58.8%で最も多いものの、4.8%が「今年感染した」、32.1%が「今年は感染していないが過去に感染したことがある」と回答。40%近い人が感染経験を持っており、「感染したかわからない」人も4.3%存在していた。
感染経験のある人に、感染の原因や経路に心当たりがあるか聞いたところ、46.8%が「心当たりがある」、30.5%が「なんとなく心当たりがある」と回答。全体の80%近くが感染経路に察しがつくとした“具体的な心当たり”について自由回答形式で書いてもらったところ、最も多かったのは、「特定のサイトへのアクセス」や「ファイルのダウンロード」などインターネット経由の感染とする記述だった。次いで「メール添付」されていたとする記述が多く、昨今話題の「ファイル交換ソフト」という記述も複数見られた。
ちなみにパソコンのウイルス探知を行う頻度を聞くと、30.5%が「毎日」と回答。次いで「週に数回」「月に数回」が20%台で続いたが、「年に数回」あるいは「ほとんどしない」とい人も各10%以上いた。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
関連調査:ネットユーザーの44.8%がPCウイルス感染経験。対策トップは無料版
関連調査:昼休み中、2割が「PCセキュリティ何もしていない」
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス