日本ヒューレット・パッカードは12月18日、インテル製クアッドコアプロセッサや大容量750Gバイトのハードディスク(HDD)を搭載するなど、デスクトップPCとして高い基本性能を備えた、ミニタワー型個人向けデスクトップPC「HP Pavilion Desktop PC a6700シリーズ」3機種を発表した。12月下旬から販売を開始する。価格はオープン。
a6700シリーズは、HP Pavilion Desktopシリーズ共通のピアノブラックデザインを採用したミニタワー型筐体に、高性能なインテル製デュアルコア/クアッドコアプロセッサを搭載した個人向けデスクトップPC。高い処理性能や拡張性を備えた。
今回ラインアップされたのは、「HP Pavilion Desktop PC a6740jp」と「HP Pavilion Desktop PC a6770jp」、「HP Pavilion Desktop PC a6790jp」の3機種で、用途と予算に応じて選択できるという。
a6740jpは、PentiumデュアルコアプロセッサとNVIDIA GeForce 9300GEグラフィックスを搭載しながら、市場想定価格5万円前後の価格を実現した。
a6770jpは、3.16GHzを誇るCore 2 DuoプロセッサE8500とNVIDIA GeForce 9500GSグラフィックス、750GバイトHDDを搭載する高性能モデル。市場想定価格は8万5000円前後となる。
a6790jpは、より高速な演算処理ができるインテル Core 2 Quad Q8200プロセッサを搭載し、19インチワイド液晶モニタをセットにしたモデル。市場想定価格は10万円前後だ。
3機種ともに、プリインストールOSとしてWindows Vista Home Premiumを採用し、独自のマルチメディアソフトウェア「HP MediaSmart」を標準搭載した。HP MediaSmartは、DVD、音楽、写真、動画の4つのモードを備え、直観的な操作でPCをエンターテインメントツールとして活用できる。音楽ファイルはiTunesのライブラリと連動可能なほか、写真をオンラインフォトサービス「Snapfish」や「YouTube」へのアップロードも対応しているという。
筐体前面には着脱式のポータブルHDD「HPポケット・メディア・ドライブ」を搭載できるスロットを装備。追加オプションとして新たに大容量500Gバイトタイプ(2009年1月下旬発売予定。市場想定価格:2万5000円前後)もラインアップに加え、大容量のデータの持ち運びやバックアップが可能となる。さらに、デジタルカメラや携帯端末のデータを有効活用できる15-in-1メディアスロットも標準装備した。
さらに、a6740jpおよびa6770jpにはHDMIポートも搭載し、ケーブル1本で大画面テレビやモニタと簡単に接続でき、ハイビジョン画質と高音質で快適に楽しめる。
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