ナビタイムジャパン、KDDIおよびKDDI研究所は12月17日、「神戸自律移動支援プロジェクト」の2008年度実証実験に参画すると発表した。
神戸自律移動支援プロジェクトとは、身体的状況や年齢、言語などを問わず、誰でも必要な情報を利用できるよう、ユビキタス技術を活用した情報提供をすることを目的に実施されている実証実験。2008年度は国土交通省近畿地方整備局と神戸市保健福祉局が連携し、三宮駅周辺、南京町や神戸空港を結ぶエリアにおいて行われている。
実験の内容は大きく2つ。1つは、車椅子やベビーカーの人に合ったルートを案内するもの。もう1つは、GPSに加えてIMES技術とよばれる位置特定技術を用い、屋外だけでなく屋内でも現在位置を特定し、神戸市中央区三宮の地下街「さんちか」や神戸空港内にある店舗まで音声で案内するというものだ。
実験の実施期間は2009年2月6日から2月26日までとなっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス