1等・前後賞合わせて3億円が当たる「年末ジャンボ宝くじ」。2008年の当せん本数は、1等2億円が70本、1等の前後賞各5,000万円が140本となっている。今回の調査は3億円が当選したという仮定のもと、現在の仕事をどうするかについて回答してもらった。有効回答者数は20代から40代を中心とするネットユーザー男女430名。うち現在働いていると回答したのは266名。
現在働いている人に今の仕事(職場環境も含めて)は好きかを聞いたところ、「とても好き(13.9%)」「好き(21.1%)」「どちらかといえば好き(46.2%)」「どちらかといえば嫌い(14.7%)」「嫌い(4.1%)」だった。
もしも宝くじで3億円が当たったら仕事をやめるかの問いには、全体では63.2%が「今の仕事を続ける」と回答。「仕事をやめて3億円で生活する」の22.2%を3倍近く上回り、億万長者になっても働き続けるという堅実な姿勢を示した。
仕事に対する意識別に見ると、今の仕事を「とても好き」と答えた人では89.2%、「好き」と回答した人では76.8%、「どちらかといえば好き」と答えた人では64.2%が、「今の仕事を続ける」と回答。
たとえ3億円が当たっても好きな仕事を続ける人が多いこの結果からは、「お金が十分にあれば働く必要もない」という単純な図式は見えてこない。好きな仕事からは、収入以外にも得るものがあると考えている人が多いのだろうか。
一方、「嫌い」な人で「仕事を続ける」とした人はゼロ。今の仕事は「どちらかといえば嫌い」と答えた人の46.2%、「嫌い」と答えた人の63.6%が、「仕事をやめて3億円で生活する」と答えた。
ちなみに、宝くじの購入経験率は73.0%。そのうちの87.6%に年末ジャンボ宝くじの購入経験があった。また、購入時に「占いや風水などを気にするか」聞いたところ、33.1%が「あまり気にしない」、44.9%が「まったく気にしない」と回答。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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