赤い羽根募金など、年末によく見られる募金。ネットユーザーの参加状況はどうなのか?20代から40代を中心とする男女437名の回答を集計した。
今年、募金をしたか?との問いには、全体の29.7%が「募金をした」と回答。男女別では女性が38.7%で男性を約16ポイント上回り、年代別では上の年代ほど高く、20代で23.3%、30代で28.1%、40代で30.6%だった。
今年募金をした人に、どこで募金をしたか?複数回答形式で聞いたところ、「街頭」が29.2%、「店頭」が24.6%、「ネット」が18.5%、「振込み」が10.0%といった順となった。また、募金総額については「100円〜500円未満」が36.9%で最も多く、70.8%が「1,000円未満」。
募金の使い道については、「ほとんど知らない」が15.4%、「まったく知らない」が8.5%で、合わせると23.8%が「知らない」と回答。募金をした人の約4人に1人が使い道を「知らない」という結果に。
居住地の自治体・町内会が共同募金(赤い羽根や歳末たすけあいなど)に協力をしているか?との問いには、全体の42.1%が「協力している」と回答し、「協力していない」は22.2%、「わからない」は35.7%だった。「協力している」とした人のうち、集金を「強制的」としたのは16.8%、「半強制的」は32.6%で、合わせると49.5%と半数もの人が強制的と認識。
さらに強制的と認識する人に、集金体制についてどのように思うか?自由回答形式で聞いたところ、「問題ない」「負担額が相応なので積極的に協力したい」といった賛成意見は少なく、多くは「仕方がない」「近所づきあい」という理由だった。中には「強制だと募金ではなくなると思う」「町内会費に募金金額も含まれている。ありえない。」など、反対意見も見られた。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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