カカクコムは12月4日、冬のボーナス額を調査したレポート「冬のボーナス2008−使う?貯める?−」を発表した。
この調査は11月18日から25日に、全国の価格.comID登録ユーザー4462人(男性:86.5%、女性:13.5%)を対象に、ウェブアンケートで実施された。
レポートによると、2008年冬のボーナス予想支給額は58万円で、前年に比べて約4万円(7.5%)減少した。
今回のボーナス額減少については、世代・性別を問わず全体的に下がっているのが特徴で、すべての層で同傾向にある。最も下落率が大きかった40代は、前年に比べ12.9%減少しており、金額にすると8万4000円に相当する。
また、支給額から必要経費を差し引いた「自由に使えるお金」は、平均して20万5000円だった。その使い道は、「貯金」が圧倒的に多く42.7%を占めた。金額にして平均8万8000円程度が貯金に回されることになるが、前年の調査では平均18万4000円だった。
貯金する理由としては、「今後の生活費の補填のため」(63.3%)や「年金など将来が不安だから」(31.7%)などが挙げられた。
さらに、ボーナス予想支給額のゾーンで最も割合が多かったのは「30〜50万円」だったが、これらの人は平均4万5000円を商品購入に使うという。この半面、10万円以上使うのは、支給額が150万円以上という高額所得者に限られた。
冬のボーナスで購入したい物は、「洋服・ファッション関連」(18.1%)、「液晶テレビ」(11.6%)、「PCパーツ」(11.5%)、「DVDレコーダー・プレーヤー」(9.7%)、「ゲームソフト」(9.5%)、「ノートパソコン」(8.7%)と続いた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス