Amazon.comで発生した「iPod」不足が他の販売チャネルにも広まっている可能性がある、とアナリストが伝えている。
Kaufman Bros.のShaw Wu氏のレポートによると、同氏の小売情報筋を調査した結果、Appleは、同社予想をはるかに上回ると思われるホリデーシーズン需要により、iPod不足に直面しているという。Wal-Mart、Best Buy、Targetなどの小売業者は現在、iPod不足を報告しており、その前には、Amazon.comが同製品の納期をブラックフライデー以降延長している、とWu氏は米国時間12月3日に配布したリサーチノートで述べている。
iPod nanoやiPod touchのいつもの明るい広告が出ているが、Appleの最新iPodに対する人々の反応は不明だった。株式市場が不調で人々も自分の仕事を心配している状態において、このホリデーシーズンはiPod販売にとって最良のものになると思われていなかった。
Wu氏の考えによると、もちろん消費者は、このホリデーシーズンの買い物に関して厳しい選択をしているが、iPodは「提供する価値についての強い消費者理解」の恩恵をいざという場合には受けているという。
他のApple関連アナリストは、このホリデーシーズンのiPod販売台数を1800万〜1900万台と予想している。しかし、Wu氏はこれよりやや楽観的で、2100万台を予測している。2007年ホリデーシーズンにAppleは2200万台のiPodを販売している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ニューノーマル時代のワークスペースを彩り
「照らす」だけでない付加価値を提供
IoT推進に思わぬ落とし穴?
設計段階から注意したいポイントと支援
最新AMDプロセッサを採用した最先端H/W
ユーザーの求める幅広いラインナップを実現
これからの時代のデジタルビジネスを支える
IBMの新たなビジネス&パートナー戦略