読者は、ASUSTeK Computer(ASUS)が製造する「Eee PC」の圧倒的人気はもうご存じだろう。Eee PCはいわば、ネットブックの元祖的存在である。ASUSはEee PCでの成功を小型フォームファクタのデスクトップPC「Eee Box」でも再現しようとしたが、今のところその試みは失敗に終わっている。
しかし、だからと言って、ASUSはいわゆるネットトップ分野で成功を収めるという目標をあきらめたわけではない。台湾のDIGITIMESの現地時間12月2日付報道によると、ASUSは、Eee Boxのこれまでのバージョンに搭載されてきたIntelの「Atom」ではなく、同社のより低価格な「Celeron 220」を搭載した新バージョンの発売を準備しているという。またASUSは、この新バージョンのハードドライブの容量を従来の80Gバイトから120Gバイトへと拡張する。
同報道によると、搭載プロセッサの変更により、Eee Boxの価格は240ドルにまで下がるという。前バージョンの価格は350ドルだったが、この価格では、同様に低価格を売り物にする他のデスクトップPCやノートPCと競争できなかった。そこでASUSは、価格引き下げが(消費者にとって)より価値ある提案になることを期待しているようである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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