普段、接触しているメディアについて、いくつでも当てはまるものを尋ねたところ、「テレビ」が97.8%と最も多く、次いで「PCのインターネット」が92.2%、「新聞」が88.8%と続いた。
最も接触しているメディアについては、「テレビ」が49.8%、「PCのインターネット」が28.8%となり、やはり現状のシニア層の生活の中心はテレビであることが分かる。ただし、博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所が2008年2月時点に発表された「メディア定点調査」によれば、一般のシニア層のテレビ利用時間は他メディアよりも圧倒的に長い。
それに比べ、今回の調査結果からアクティブシニア層のPCによるインターネット利用が高いことが伺える。[参照:2008年メディア定点調査(博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所)]
また今回の調査結果から、現状では携帯電話を連絡手段のツールとして捉えており、「メディア」として接触しているシニア層はやや少ないと考えられる。今後、携帯電話の使用方法の啓蒙や改良、携帯電話ネットでのシニアに向けたコンテンツの充実が進めば、「パソコンも使えるけれど、便利な携帯電話からインターネットを利用したい」というシニア層が増えるのではないだろうか?
次回は、アクティブシニア層の消費やライフスタイルに関する価値観を探っていく。
本調査は、メディアインタラクティブが保有するリサーチ会員に対して行った調査となっております。あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
調査対象者:50歳〜69歳の男女
サンプル数:500
調査期間:2008年11月26日〜2008年11月28日
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:メディアインタラクティブ
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