News Corp.傘下のソーシャルネットワークMySpaceの最高経営責任者(CEO)Chris DeWolfe氏は、不景気に直面した今の広告収入について「予断を許さないながらも楽観視」しているという。Reutersが米国時間12月1日、報じた。
Reutersが主催した「Reuters Media Summit」において、DeWolfe氏はMySpaceが「大きな収入と利益を確保しており、厳しい経済状況下でも成長を続けている」と述べた。数カ月前に発表されたある調査結果では、News Corp.傘下でMySpaceやPhotobucketなどのデジタルサービスを運営するFox Interactive Mediaが、ウェブ上のディスプレイ広告市場で最も高い市場シェアを保有するとされていた。
広告予算が削られれば、ディスプレイ広告に深刻な影響が出ると多くの業界観測筋は述べる。それも、検索広告などの他のデジタル広告よりも大きな痛手を受けるという。市場調査会社eMarketerは今週、2008年のオンライン広告支出に関する予測を10億ドル以上、下方修正した。
ReutersによるとDeWolfe氏はまた、前四半期の売り上げが前年同期より18%増えたと述べたという。同氏はまた、伸びが鈍化するにしても、成長は続けると予測している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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