ウェブ広告業界は、深刻化する経済不況の影響をもろには受けていないようだ。
米国のオンライン広告業界団体Interactive Advertising Bureau(IAB)によると、第3四半期のインターネット広告の売り上げはおよそ59億ドルで、前年同期から11%増加したという。
しかし、残念ながら、オンライン広告は停滞気味であるようだ。2008年第3四半期は、前期と比べてわずか2%の増加だった。しかし、2008年第1〜第3四半期のオンライン広告の売り上げは計173億ドルで、前年同時期の計152億ドルから増加した。IABによると、第3四半期の売り上げ59億ドルは、過去2番目に高い数字だったという。
またインターネット視聴率調査会社comScoreは、広告に焦点を当てた10月のランキングを発表した。首位はAOLの広告プラットフォーム「Platform A」で、同社の広告の視聴者数は1億7300万人だった。これは、米国のインターネット利用者1億9060万人の91%に相当する。第2位は視聴者数1億6400万人のThe Yahoo Networkで、続いてGoogleのAd Networkが 視聴者数1億5800万人で第3位に入った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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