また、経常利益額自体も、グリーの約2倍の会員数を抱えるミクシィの2009年3月期予想38億円を上回る数字。高利益率の背景は課金ビジネスを主力としていること。広告収入がほとんどを占めているミクシィと比較すれば、投資対象として魅力的に映る。
現在の新規上場マーケットは、歴史的な水準まで売り込まれた日本株と同様に、異常事態に陥っている。10月27日にジャスダックへ上場した医薬品開発受託業者のリニカルから、11月11日に東証1部へ上場した不動産のヒューリックまで、7社連続で初値が公開価格を割り込んでいる。
12月はグリーのほかにも9社が株式公開を予定しているが、新規上場マーケットは「グリー待ち」(準大手証券)の状態。どういった初値形成に進むかも注目されるが、上場後は新興市場を代表する銘柄のひとつとしての活躍も期待される。今後は、12月1日からスタートするブックビルディングへの注目度が高まっていきそうだ。
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