カメラにゲームに音楽プレイヤーと、通話機能以外の役どころも大きい近頃の携帯電話。データ容量を増やすための「microSDカード」や「miniSD カード」といった外部メモリはどのように使われているのだろうか。また購入時には何が基準とされるのか?女性の利用状況や意識について探った。有効回答者は20代から40代を中心とする女性ネットユーザー304名。
「携帯電話用外部メモリを所持している」のは245名、80.6%。「利用している携帯外部メモリの容量」を複数回答形式で聞いたところ、「2GB」が最も多く37.6%。次いで「1GB」が30.6%となり、それ以外はいずれも10%未満だった。
外部メモリ所持者に「何を保存するために利用しているか」を聞いた複数回答では「携帯カメラ写真」が82.4%でトップ。以下「携帯カメラ動画」51.0%、「音楽」45.7%、「ダウンロードした画像」42.9%、「着うたフル(着うた)」38.8%と続いた。
年代別もトップはすべて「携帯カメラ写真」だが、20代は「音楽(59.7%)」「ダウンロードした画像(54.2%)」「着うたフル(着うた)(50.0%)」での利用率が他層よりも目立って高い。携帯電話の機能を活用するための容量を外部メモリで補う女性ユーザーが多いようだ。購入場所は半数以上の55.1%が「家電量販店」と回答し、「ネット通販」の22.9%がこれに続いた。
「購入時の基準」を複数回答形式で聞いたところ、「安さ(80.4%)」と「データ容量(79.5%)」が僅差で並び、購入条件の2大要素となっている様子。また「利用している携帯外部メモリのメーカー」は「サンディスク」が18.8%で1位だが、最も多い回答は「メーカーは分からない」の20.0%だった。実際、購入時にメーカーを重要視するかを聞いてみても「あまり」と「全く」を合わせて66.5%が、「重要ではない」と回答している。
女性ユーザーの本音は『価格が安く、データ容量が大きければ、メーカーはそれほど気にしない』といえそうだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス