高級ホテルの宿泊予約などを手がける一休は、2009年3月期通期の経常利益が13億5500万円と前期比8%減る見通しであると発表した。経常減益は一休事業の開始後初めて。先行投資的な開発人員の増強で人件費が増えたほか、自社サイトへ利用者を誘導するためのリスティング広告の単価が想定以上に膨らんだ。
売上高は26億6700万円と8%増える見通し。主力の宿泊予約では取扱室数が前期比3.4%増の122万室、取扱金額が同1.7%増の311億円に増えると想定している。年間平均手数料率も7.8%から8%に上昇する。ただ、従来見通しからは1億6000万円強引き下げた。金融危機などを背景に景気が低迷気味で、消費者が旅行や宿泊を手控える傾向が見受けられる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」