従業員数は前期が年間平均59人だったのに対して、今期は12人多い71人になると想定している。外国人向けに英語サイトの拡充などを準備しており、開発陣を中心に増やしている。今期の人件費は前期比1億円強増え6億3600万円になる見通し。
広告宣伝費も1億円強増え、2億6200万円になる見通し。Yahoo!トラベル経由の取扱高が前期の9億円から今期は26億円に増えるが、関連売上高の伸びに応じて支払う広告費も増える。また、ほかの広告サイトとの競合が激しくなり、リスティング広告の単価が上がっている。
代表取締役社長の森正文氏は、成長の鈍化については認めつつ、減益になった理由については「あくまで開発の先行投資。英語サイトなど将来の収益拡大につながる」と強調した。また、「楽天トラベルと当社を使っていた『ザ・リッツ・カールトン東京』が9月から一休だけに絞っていただいた。競争力のある高級ホテルでは競合はない」ともコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス