携帯電話向けのコンテンツが急速に充実している。実際のところ、携帯ユーザーはどんなサイトを見ているのだろうか。20代から40代を中心とする男女343名の回答を集計した。パネラーの携帯ネット歴は「1年未満」が6.7%、「2年〜3年」が19.0%、「3年〜4年」が17.8%、「5年以上」が 56.6%。
「サイトは携帯電話で見る方が多い」としたのは、携帯ネット歴「1年未満」では17.4%だが、「2年〜3年」は43.1%、「3年〜4年」は49.2%とネット歴が長いほど高くなり、「5年以上」では52.1%と半数以上にのぼった。
普段見るサイトを複数回答形式で聞いたところ、全体では「無料会員になってるサービス」が65.0%、「掲示板類」が44.3%、「ニュースサイト」が43.4%、「SNS(mixiやモバゲーなど)」が42.6%といった順。
「掲示板類」は『ネット歴1年未満』では17.4%だが、2年以上では40%以上となり、「SNS(mixiやモバゲーなど)」も1年未満では30.4%だが、『5年以上』では48.5%にアップ。携帯でのサイト利用に慣れると、自分が参加することのできるコミュニティ型のサイトを楽しむようになると言える。
「新しいサイトを探すときに何をよく利用するか?」との問いには、利用歴に関わらず「検索」が突出して多く全体の83.1%。以下「公式メニュー」が 35.0%、「QRコード」が19.0%、「URL入力」が13.4%といった順で、「QRコード」は携帯ネット歴が長いほど利用率が上がる傾向が見られた(複数回答形式)。
会員登録や携帯クーポン発行で好きな形態については、「空メール送信」が57.4%、「QRコード」が56.9%でいずれの利用年数でも半数以上。ネット歴2年以上では「URL入力」も1割を超えていた。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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