ドリコムは9月12日、広告マーケットプレース「スペースハンター」を一般公開した。
スペースハンターは、2007年3月28日に運営を開始した、無料でインターネット広告の配信管理が可能な広告マーケットプレース。これまでは、広告主の利用を制限して運営してきたが、広告主からの要望により、一般公開することとなった。
広告出稿方法は、目的に応じて選択できる。ウェブサイト運営者が「配信期間」、「価格」を決定し、広告主・広告代理店は、ウェブサイトをピンポイントで指定して出稿する広告枠「ロックオン」、または、広告主が「クリック単価(ドリコム指定のカテゴリ別クリック単価以上)」を決定し、ウェブサイトを横断した広告を出稿する広告枠「クロスアド」から選べる。ロックオンは期間指定方式で、クロスアドはクリック課金方式だ。
今回の一般公開に合わせ、新機能を追加。まず、「モバイル広告の媒体登録・広告出稿」として、閲覧携帯端末により自動で広告サイズや画像形式を変更するとともに、PC媒体との一元管理が可能となった。なお、現時点では、バナー広告のみの機能制限版となっている。
従来のコンテンツ連動型広告では詳細な出稿先媒体が把握できなかったが、スペースハンターでは「広告出稿媒体別のレポート」として、クロスアドで複数の媒体へ出稿した場合でも、媒体別の効果を確認できるという。
広告代理店向けの機能として、スペースハンター登録媒体の「メディアシート」も用意されている。
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