携帯シニアユーザー、通話4割強、メール5割半が毎日利用

アイシェア rTYPE リサーチ2008年11月04日 12時14分

 携帯電話の契約数が一億台を突破し、「1人1台時代」と叫ばれて久しいが、実際のところシニアの状況はどうだろうか。50代以上のネットユーザー男女267名の回答を集計した。

 回答者の年代は、50代が77.2%、60代が17.2%、70代以上が5.2%。配偶者・兄弟姉妹以外の家族との同居の有無は、「同居している」が67.8%、「同居していない」が32.2%。

 回答者の携帯電話所持率は、全体の89.1%。すべての性別、年代で8割を超え、特に男性と50代では9割に上った。ちなみに、携帯電話を持っていないと回答した1割にその理由を自由回答形式で聞いたところ、「必要ないから」が圧倒的で、「固定電話やパソコンのメールで十分」と考えている人も多かった。

 携帯電話の所持者に契約動機を聞いたところ、「自分の意思で」が87.4%に上り、女性よりも男性、年代別では若いほどその傾向が大きかった。

 一方、「家族のススメで」は10.5%、「会社からの支給」はわずか1.7%にとどまった。また、料金の支払いも全体の80.7%が「自分」と回答。性別、年代別ともに契約動機と同様の傾向が見られた。

 さらに「携帯電話を常に持ち歩いているか」については、所持者の92.9%が持ち歩いており、通話利用頻度は「毎日」が42.4%、「2日に1回ほど」が14.3%。「週2回ほど」、「週1回ほど」まで合わせた週1回以上の利用者は82.4%となった。

 また、メールも「毎日」が55.0%、「2日に1回ほど」が15.1%で、「週2回ほど」「週1回ほど」を合わせると週1回以上利用している人は82.8%に上っており、所有者の大半が携帯電話を自ら必要として契約し、積極的に使いこなしている実態が浮かび上がった。

 そんな中、携帯電話所持者に「携帯電話は便利だと思うか」と聞いたところ、「非常に便利だと思う」が62.6%、「まあまあ便利だと思う」が32.4%で、合せて9割が便利と評価。ユーザーの大半が、携帯電話の使い勝手に満足している模様だ。

 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。

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