Appleは、米国時間11月4日を起点とする1週間以内に、「Mac mini」の今後を巡って流れていた、さまざまな混乱に対する答えを明らかにするかもしれない
MacNNは3日、デスクトップラインアップのMac miniおよび「iMac」の最新モデルの発表が、10日に実施される予定であると伝えた。Appleはこれまで一般的に新製品の発表を火曜日に行ってきた。Mac miniとiMacはともに、新しいIntelのハードウェアを搭載するアップデートが予想されるものの、いずれも劇的なアップデートを期待するのは難しそうだ。
欧州の複数の小売業者が、Appleの製品ラインアップの中でも最安となるMac miniに関して、今後は出荷が停止することになると語ったとの報道を受け、Appleは、Mac miniの廃止を数週間前に決定したかのように見られていた。しかしながら、米国の顧客は、「MacBook」へ搭載されるようになった、新たな「Mini DisplayPort」の追加など、おそらくは若干のアップデートを経て、引き続きAppleがMac miniを存続させる可能性が高いと期待してよさそうだ。また、Appleのデスクトップ製品群で主力となるiMacにも、ちょうどAppleのノートブックで導入されたような、新たなNVIDIA製のグラフィックスチップセットの搭載など、やはり若干のアップデートが行われることになりそうだ。
MacNNは、具体的なシステムのアップデートに関する詳細や製品価格について、一切明らかにしていない。Appleが10月に開催した主なハードウェア関連イベントと、毎年1月に大きな話題を呼ぶ「Macworld」との狭間にある現在、Appleが、Macworldよりも前に、デスクトップ製品群にアップデートを加えると考えるのは道理にかなっているだろう。そうすることで、1月のMacworldは、「Snow Leopard」や「iPhone」といった主役に席を譲ることができ、ホリデーショッピングシーズンに毎年高まる需要にも十分対応可能となる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス