ガイアックスは10月31日、ループス・コミュニケーションズ子会社であるソーシャルメディアの発行済み株式を100パーセント取得して完全子会社化した。
ソーシャルメディアでは今後、中小企業およびフリーランスやSOHO、ITベンチャーに対し「iQube(アイキューブ)」をガイアックスのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)導入起業に対して提供していく。
iQubeは、SaaS形式でグループウェアや社内ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、ブログ、wikiなどを統合し、社外のプロジェクトメンバーとの連携が可能あ情報共有ツール。価格は、基本セット12カ月契約の場合で、1人当たり月額420円。
ソーシャルメディアでは3月よりiQubeのテストサービスを開始し、6月に有料の正式版サービスを開始した。提携先企業への出向先社員の情報共有への利用や、複数地域に事業所がある会社や官公庁との共同プロジェクトなどへの導入実績がある。
今後は、ガイアックス代表執行役社長の上田祐司氏がソーシャルメディア代表取締役へ就任する。また、ガイアックスを引受先とした第三者割当を実施。9000万円を増資する予定だ。そのほか、社名についても「ソーシャルグループウェア」に変更するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」