KDDI、スポットワンセグ映像の長距離リアルタイム送信実験を実施

松田真理(マイカ)2008年10月27日 20時35分

 KDDIは10月27日より、東京の丸善書店丸の内本店および日本橋店で実施される「MARUZEN & 京都生活 presents京都フェア」において、京都生活有限責任事業組合と共同で、京都に関連するオリジナル映像を配信するスポットワンセグ長距離リアルタイム送信実験を実施する。ワンセグ映像を長距離間でリアルタイム送信する取り組みは日本初という。

 スポットワンセグとは、ごく限られた地域限定で映像を配信するワンセグ放送のこと。この実験では、京都の紅葉情報や、MARUZEN & 京都生活 presents京都フェアで販売する商品の取り扱い店舗を映像で紹介する。京セラコミュニケーションシステムの京都烏丸オフィスで制作したワンセグ映像を、KDDIが開発したワンセグ・IR/RF変換技術を用いて、IP網を通じてリアルタイムで送信。地上デジタル放送規格に準拠したワンセグ信号に変換した後、スポットワンセグとして配信する仕組みとなっている。

 期間は、丸の内本店が10月27日から11月10日、日本橋店が10月27日から11月16日まで。

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