Googleは米国時間10月16日、ウェブ広告に加え、テレビ広告の分野でも強力なプレイヤーになるという目標に近づくべく、2つのニュースを発表した。
まず1つ目の発表が、Harrisがメディアや通信企業向けの製品にGoogleの広告プラットフォームを組み込むことになったというもの。Harrisは、企業や政府機関向けの通信機器を製造する企業。この提携により、Harrisの顧客はGoogleのサービスを使って在庫を管理できるようになる。Google TV Ads戦略パートナーシップ担当ディレクターのMark Piesenan氏は「メディア企業に(Googleの)自動化されたオンラインマーケットプレイスを活用する機会や、広告枠を効率的に販売するための新しい選択肢を提供する」と述べた。
2つ目の発表は、Googleが「CoreDirect」と呼ばれる広告分析ソフトウェアを開発するCOREMedia Systemsと提携したというもの。CoreDirectのソフトウェアにGoogle TV Adsの広告キャンペーンの統計情報が統合される。
Googleは、今回のようにテレビ広告を陰で支える企業だけでなく、テレビネットワークそのものとも提携してきた。同社は9月にNBC Universalの広告枠の一部を販売する計画を発表した。またDish NetworkとBloombergの広告枠を販売する計画も発表している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス