USENの2008年8月期、539億円の最終赤字--GyaO事業は分社化 - (page 2)

 売上高は7%減の2815億7700万円。2007年8月期の売上高が、インテリジェンスの業績を14カ月分取り込んだ会計処理によりかさ上げされていたことが影響している。12カ月分に調整した数値と比較すると4%増収になるという。

 映像・コンテンツ事業の収益を改善するため、USENは同日、10月下旬にGyaO事業を100%子会社として分社すると発表した。ギャガの不採算事業を宇野康秀社長が個人出資で設立した会社に移管したのに続く措置。分社化で収益管理を徹底したり、テレビ向け有料サービスのGyaO NEXTなどの顧客開拓を強化したりすることで早期の黒字化を目指す考え。宇野社長は同日の決算説明会で、GyaO事業について「他社との提携など事業の枠組みを見直す」と説明していた。

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