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個人サービスが大規模サービスに進化するまで--グリーとさくらインターネットの社長が語る - (page 2)

永井美智子(編集部)2008年10月08日 19時32分
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起業のコツは「思い立ったが吉日」

初号機寄贈 さくらインターネットの田中氏(左)は、グリーが使っていたサーバ第1号機をグリーに寄贈
tanakayoshikazu.com サーバには田中氏の個人ドメインである「tanakayoshikazu.com」の文字
ご対面 田中氏とグリー取締役最高技術責任者の藤本真樹氏(左)は、第1号機を興味深そうに見ていた

 グリーの田中氏はもともと、個人サイトを運営するのにさくらインターネットのサービスを使っていた。その流れでGREEでもさくらインターネットを採用。当時からインターネットサービスの開発者の中では、個人でも気軽に使えるさくらインターネットの存在は話題になっていたという。

 その後、さくらインターネットの田中氏がGREEのことをブログで書いたことがきっかけで、両社の交流がスタート。「(GREEは)Web 2.0の夢をかなえた企業。個人で一から始めたサービスを600万人ものユーザーに支持される規模まで育てたことがすごい」(さくらインターネット田中氏)、「(さくらインターネットは)会社員でも気軽にサーバを借りられる、安くて良いサービスを提供している」(グリー田中氏)と認め合う仲だ。

 2人とも、もともと個人でサービスを始めたところが、起業のきっかけになっている。「まずはやらなければできない。思い立ったが吉日です」とさくらインターネットの田中氏は断言する。グリー田中氏も、「サービスを作っていたころは趣味の一環だった。ただ、(前職の楽天で)楽天市場も1人のエンジニアがプログラムを覚えながら作ったと繰り返し聞かされていたので、そんなものかな、と思う」と、気負わずに始めることのほうが重要だとした。

 2人が最近注目しているIT関連の動向として挙げたのは、クラウドコンピューティングとモバイル。「クラウドコンピューティングは、誰しもが気軽にインターネットサービスを作って、どれだけ規模が大きくなっても安定して提供できるという、私が昔から夢を実現するための方法の1つ」(さくらインターネット田中氏)、「インターネットの登場初期から、これで個人でも情報発信できるようになるとか、コミュニケーションが取りやすくなると言われていた。その敷居はブログやSNSで下がったが、モバイルによってさらにもう1段下がるだろう」(グリー田中氏)と期待を寄せていた。

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