IT、エレクトロニクス総合展のCEATEC JAPAN 2008が9月30日から千葉の幕張メッセで開幕した。会場には薄型テレビや携帯電話、ホームネットワークなど、最新のデジタル製品が一堂に展示されている。なおCEATEC JAPAN 2008は10月4日まで開催される。
会場内で特に目立ったのは薄型テレビの展示だ。CEATEC JAPAN 2008開催初日に製品発表したシャープの「AQUOS XS1」シリーズをはじめ、各社の秋の新製品が勢揃いした。
参考出品も盛んで、ソニーは有機ELテレビの27型と、0.3mmの超薄型タイプを、パナソニックでは150型の4K×2Kプラズマと厚さ24.7mmのNeoPDPパネル搭載モデルを展示している。
テレビ同様に数多くの提案がされていたのが3D技術だ。パナソニックの「3D FLULL HD PLASMA THEATER」などのように商業用途のものから、3Dメガネを利用せずに3D化を実現するパイオニアの「3D Floating vision」、2D映像を擬似的に3D化するビクターの「リアルタイム2D/3D変換技術」まで、会場では多数のプロトタイプを見ることができる。
ブース別では、「3〜5年先のくらし」、「2015年以降のくらし」と未来のAVライフを提案するコンセプトゾーンを設けたパナソニックブース、「自由なテレビレイアウトの提案」として数多くのコンセプトデザインを展示した日立ブース、「PLY」やソーラーパネル搭載ケータイなどのコンセプトモデルを展示したKDDIブースなどが注目を集めていた。
また、村田製作所ブースでは自転車型ロボットとして知られる「ムラタセイサク君」のイトコロボット「ムラタセイコちゃん」が登場。自転車に乗って現れるムラタセイサク君とともに、ムラタセイコちゃんの一輪車のデモンストレーションが見られる。こちらのデモは特に人気が高く毎回多くの人がつめかけていた。
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