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[レビュー]2011年画質を備えた高画質、多機能Blu-ray--ソニー「BDZ-X95」 - (page 2)

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ソニー
内容:ソニーのBlu-ray Discレコーダー新製品が登場した。2007年から引き継がれる「やりたいことから選ぶ」シリーズ展開で、今年もT、L、Xの3シリーズをラインアップしている。しかし2008年秋冬モデルの目玉は全モデルに搭載されている、簡単録画の新機能「x-みどころマガジン」と高画質回路「CREAS」だ。

厚さ4mmのアルミ押し出し材を使用した本体デザイン

  • 高音質。高画質のためにシャーシのや天板の素材を厳選した

 外観から見ていこう。厚さ2mmのアクリル板をフロントに配し、高級感の漂うデザインになっている。従来動作を示す中央のライトは青色だったが、今回から液晶テレビ「BRAVIA」シリーズとの調和を考え白色変更にされた。

 Xシリーズのみ高画質、高音質を実現するために新設計の専用シャーシを使っている。天板に厚さ4mmのアルミ押し出し材を使うことで、シャーシ強度を高めつつ、放熱性と耐ノイズ性を向上させた。4mm厚の天板は、同社初のBlu-ray Discレコーダー「BDZ-S77」から現在に至るまで最厚という。さらに天板とサイドシャーシは二重構造になっており、異なる素材を組み合わせるなどして、振動やノイズを軽減している。底面には従来のXシリーズ同様、偏心インシュレーターを採用した。

 Xシリーズのみ2系統のHDMI出力を備えている。1系統はテレビに接続し、もう1系統はプロジェクターに接続して切り替えて使える。同時出力はできないが、セレクターのように使えて便利だ。

AVCモードが進化、より使える長時間モードに

 X95が搭載するHDDは500Gバイト。今回から長時間のハイビジョン録画ができる「AVCモード」を、SRモードまで採用し、フルHD解像度に引き上げられた。さらにLSRとLRモードは1440ドットのHD解像度で記録できる。LSRは記録ビットレートを1Mbpsに少し下げることで、Blu-ray(25Gバイト)への記録時間を1時間伸ばした。

 Blu-ray Disc(25Gバイト)1枚に12時間記録が可能な、LRモードは、前モデルではSD画質だったが、今回からHD画質に解像度をアップ。より使える長時間モードになっている。このLRモードを使えばHDDに最長で約245時間ものHD録画が可能。SRなどに比べればノイズが目立つが、バラエティ番組や情報番組の記録には重宝するはずだ。

 録画時間の詳細については下表にまとめたので参考にしていただきたい。また、最高画質のDRモードでの利用がメインなら不足を感じるはずなので、ヘビーユーザーなら奮発して1Tバイトを搭載するX100を狙うのも一考だだろう。

録画モードと録画時間
録画モード解像度Blu-ray Disc(25Gバイト)HDD(500Gバイト)
XR(AVC15M)1920×1080ドット約3時間約64時間
XSR(AVC12M)1920×1080ドット約4時間約81時間
SR(AVC8M)1920×1080ドット約6時間約122時間
LSR(AVC 5M)1440×1080ドット約9時間約184時間
LR(AVC 4M)1440×1080ドット約12時間約245時間
ER(AVC 2M)720x480ドット約24時間約490時間

テレビガイド誌を内蔵?「x-みどころマガシン」とは

 使い勝手の部分では「x-みどころマガシン」がユニークだ。テレビガイド雑誌を何度か手にしたことはあるだろう。テレビ誌は見やすさに違いはあれど、そのメインとなる内容は番組欄になるので、どの雑誌も同じだ。しかし、書店には何種類ものテレビ誌が並んでいる。その違いは巻頭の特集部分であり、その内容が雑誌としての価値を出している。

 「x-みどころマガシン」は、このテレビ誌の特集部分をEPG情報から分析して、作ってしまうテレビのみどころガイド機能だ。話題の抽出方法は、EPGを分析し、キーワードの頻度から見出しを作り毎日更新する。

 デジタル放送になり、地デジ、BSデジ、CSと受信できる放送波は増えたが、そのなかから見たい番組を探すの苦労する。それらを見逃さないためにソニーのBlu-ray Discレコーダーには、「x-おまかせ・まる録」「気になる検索」などがついており、キーワードによる番組サーチや自動録画を実現していた。

 この番組検索の優秀さが、他社製品に水を空けていた。ではなぜ新たに「x-みどころマガシン」を搭載したのか? これは、好みだけでなく、世の中のトレンドから見どころを見つけよう、という立ち読み感覚の機能だ。

 悲惨な事件が起きると「殺人」「自殺」などのネガティブなキーワードばかりが抽出され、暗いニュースのオンパレードになる可能性もある。そこであらかじめNGワードが設定されており、ネガティブな内容はピックアップされない。

 筆者も数日間使用したが、バラエティ番組の特番を教えてくれたりと、便利に使えた。ニュース性のあるものはすべて省くわけではない。テスト中にロシア人力士の大麻吸引問題が話題になっていたら、注目のキーワードには「力士」がピックアップされていた。

 詳細を調べると、問題になったロシア人力士の話題を取り上げた情報番組がピックアップされていた。なかなか時事問題にも強いようだ。毎日開くことで何気ない番組との出会いがあるのが楽しい機能だと感じた。

  • リモコン「予約する」ボタンアップ 「x-みどころマガジン」専用ボタンがあれば、もっと気軽に使えたはずだ。現行機では「予約する」ボタンを押すとクロスメディアバー上に「x-みどころマガジン」の表示が出るので、そこから入るのが近道だ

  • その日のみどころを見やすく表示するx-みどころマガジン。身になる見出しを選択して、番組を選べば録画完了だ

  • オリンピック後には、関連の番組をピックアップ。思わず録画したくなる

  • 秋らしいテーマ画面を用意

  • ネガティブなキーワードは避けている

  • 注目のキーワードに「力士」とあるので、チェックすると大麻吸引騒動を扱った、情報番組がピックアップされていた

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