PTPは9月22日、約1週間から2週間分のテレビ番組を丸ごと録画できるハードディスクレコーダー「SPIDER」シリーズを関西エリアでも利用可能とすると発表した。関西エリアでの対応は、法人向けの「SPIDER PRO」が10月1日から、個人向けの「SPIDER zero」が10月31日からとなる。
これまでSPIDERは、東京、神奈川、埼玉、千葉のみで利用可能となっていた。10月からは、大阪、京都、兵庫でも利用できるようになる。関東エリアではすでに約200社の法人がSPIDER PROを利用しており、6月には個人向けのSPIDER zeroも販売開始した。
SPIDERは、地上アナログチューナーを8チャンネル分搭載したハードディスクレコーダー。PRO、zeroのいずれも2.5テラバイトおよび1.3テラバイトの2機種が用意されており、録画画質は1.7Mbpsから4.0Mbpsの範囲で選択できる。7チャンネル分を標準画質の3.0Mbpsで録画した場合、2.5テラバイトモデルで約8日分の録画が可能だ。録画した番組やCMは、番組のタイトルや出演者、企業名、商品名で検索して視聴できる。ただし、現時点でSPIDERシリーズはアナログ放送のみの対応となっているため、2011年7月以降は使用できない。
法人向けのSPIDER PROは、10月1日より法人営業による直販にて販売する。PROの価格は、2.5テラバイトモデルが78万円(価格はすべて税別)、1.3テラバイトモデルが60万円で、別途サービスの内容に応じてサービス料がかかる。個人向けのzeroは、10月31日より同製品の専用ウェブサイト上にて販売される。価格は、2.5テラバイトモデルが36万1000円、1.3テラバイトモデルが28万5000円で、サービス料は年間1万2000円となっている。
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