サムスン電子は、独自の低価格小型ノートPC「Samsung NC10」で、競争が激化しつつあるNetbook市場に参入する。
サムスン電子は現地時間9月19日、NC10の発売計画を発表した。NC10は、光沢のない10.2インチのLEDスクリーンを搭載し、解像度は1024×600ピクセル。重量は1.33キロで、6セルバッテリを搭載し、1回の充電でおよそ8時間の連続使用が可能だという。
NC10は、Intelの「Atom」プロセッサや「Windows XP」を搭載し、ウェブカメラを内蔵するなど、仕様の多くは市場ではごく一般的なものだ。また同機は、802.11b/gのWi-FiとBluetooth 2.0+EDRの無線接続に対応し、3in1マルチメモリカードリーダー、VGA接続、3つのUSBポートを備えている。
特有の機能としては、「極めて耐久性の高いProtect-o-Edgeケーシング」や、サムスン電子の言う「フルサイズ」のキーボードを備えているという。大半のNetbookのキーボードは、通常のノートPCに比べ若干小さくなっている。
また同機のキーボードは、銀イオンパウダーでコーティングされている。これにより、キーボード上の細菌の繁殖を防ぐという。
NC10は10月に発売予定で、価格は最大でも329ポンド(約600ドル)になる予定。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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