オリンパスイメージングは9月22日、中級機タイプのレンズ交換式デジタル一眼レフカメラを開発していることを表明した。フォーサーズシステム規格に準拠したもので、発売は2009年第1四半期(1-3月)を予定しているという。
製品のポジションとしては、普及モデルの「E-420」とフラグシップ機の「E-3」の中間に位置する中級機。E-3の持つ11点全点ツインクロスセンサーによる高速AFシステム、最大5EVステップの補正効果を実現したボディー内手ぶれ補正機構を継承するという。このほか、防塵防滴機能に代わるさまざまな新機能を備えているとしている。
また同日、「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠したレンズ交換式デジタル一眼カメラを開発していることも表明した。マイクロフォーサーズシステム規格は松下電器産業と共同で発表した規格だ。
マイクロフォーサーズシステムは、従来のフォーサーズシステム規格を拡張したもので、小型、軽量化を実現できるのが特長だ。松下はすでに同規格を採用した世界最小デジタル一眼カメラ「LUMIX DMC-G1」を発表しており、オリンパスからの発表製品も注目されている。
なお、フォーサーズシステム規格準拠の新製品とマイクロフォーサーズ規格を採用したコンセプトモックアップを、9月23日から28日まで、ドイツ・ケルンメッセで開催される世界最大規模の映像機材総合見本市「フォトキナ2008」に参考出品するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」