キヤノンは9月17日、2110万画素の35mmフルサイズCMOSセンサを搭載したハイアマチュア向けデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」を発表した。発売は11月下旬から。価格はオープンとなる。
EOS 5D Mark IIは、新開発となる有効画素数約2110万画素の35mmフルサイズCMOSセンサを搭載しデジタル一眼レフカメラだ。常用設定できるISO感度がISO100〜6400まで拡大されたほか、拡張設定にISO50、12800、25600を用意することで幅広い撮影領域に対応。新世代の映像エンジン「DIGIC 4」により、高解像度化ながらも秒間約3.9コマの高速連写と約310枚の連続撮影を実現したという。
液晶部にはマルチコーティングを施した3.0型クリアビュー液晶を採用し、優れた発色性と色再現性で自然な画像を再現。新設計の視野率約98%の高性能ファインダーに加え、3種類のAFモードを備えたライブビュー撮影にも対応する。
また、シリーズ初となるフルHDでの動画撮影機能を搭載。1920×1080ドットのフルHD画質と640×480ドットの標準(SD)画質と2種類記録モードを備えたほか、動画撮影中の静止画撮影も可能だ。
なお、撮影した画像を無線および有線LAN経由でサーバやパソコンへ転送できる「ワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E4」(価格:10万5000円)も同時発売される。
店頭想定価格は「EOS 5D Mark II ボディ」が30万円前後、「EOS 5D Mark II EF24-105L IS Uレンズキット」が40万円前後となる見込みだ。
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