「MySpace Music」がサービスを開始するにあたり、問題を抱えているようだ。
複数の情報筋が数カ月前、筆者に明らかにしたところによると、News Corp.と3大音楽レーベルから集められた同サービスの監督者たちは、米国時間9月15日のサービス開始を目指していた。
ブログSilicon Alley Insiderは最近、サービスの開始日が9月18日に延期されたと述べていたが、9月16日になって今度は同ブログのPeter Kafka氏が、音楽業界筋からの話として、開始が1週間先送りされるかもしれないと報じている。
Forbes誌の記者であったKafka氏は、(遅延を招いている理由について)2つの可能性を挙げている。まず、9月15日にCNET Newsが報じた通り、4大音楽会社の中で最も小規模なEMIが、他の音楽会社に倣い、MySpace Musicを支持する取り決めに合意真近である。
筆者が取材した情報源によると、この取り決めの交渉はいくつかの障害により滞っていたが、両者はサービス開始に間に合うように、何かしらの成果を得るべく交渉を継続していたという。
もう1つの可能性は、MySpace Musicが同サービスを披露する前に、MySpace Musicの責任者を見つけるため、時間を置いているというものだ。同サービスではダウンロード、無料音楽ストリーミング、コンサートのチケットが提供される予定。
Los Angeles Timesが9月13日に伝えたところによると、候補者は2人に絞られたとのことだ。1人はFacebookの前最高執行責任者(COO)であったOwen Van Natta氏で、もう1人は長い間音楽業界の幹部であったAndy Schuon氏だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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