EMI Groupは、大手レコード会社3社につづき、近日開始予定のサービスであるMySpace Musicへの支援にまもなく加わるという。この件に関する交渉に近い情報筋2人が明らかにした。
情報筋の1人によると、EMIとMySpaceの関係者は、「いくつかの最終的な障害物を飛び越えようとしている」という。同情報筋はさらに、両社はiTunesと競合するMySpaceの新しいサービスであるMySpace Musicの開始時には取引をまとめる可能性があると付け加えた。
EMIの広報担当は、「両社は交渉中である」とだけ述べた。一方でMySpaceの広報担当は、うわさにはコメントしないと述べた。
15日の週内に開始が見込まれているMySpace Musicは、MySpaceの親会社であるNews Corp.と大手音楽レーベルであるUniversal Music Group、Warner Music Group、Sony BMGによって組織される。MySpace Musicのストアでは開始当初、楽曲の無料ストリーミングとコピー防止ソフトウェアの施されていないMP3楽曲の販売のほか、着信音やコンサートチケットなどの商品も取り扱う見込みである。
EMIとの合意がもたらす良い面は、MySpace Musicで、ColdplayやBen Harper、Joss StoneなどEMI所属のアーティストにアクセスできるようになる点だ。さらに重要なことには、完全なライブラリを揃えられればMySpace Musicに対するイメージに弾みが付く。
MySpace Musicは競合サービスと遜色ない楽曲ライブラリを提供可能になるだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス