ナナオは9月12日、マウスとリモコン機能を1台に集約し、PCとテレビの操作を可能としたリモコン機能付きマウス「EIZO C@T-one(キャット・ワン)」を発売した。EIZO 直販サイト「EIZOダイレクト」および、直営店「EIZO ガレリア」を中心に展開する。価格はオープンだが、EIZOダイレクト販売価格は1万2600円となる。
EIZO C@T-oneは、PCを操作しながら、テレビを「ながら視聴」するスタイルが浸透しつつある状況対し開発されたもの。「マウスとリモコンを持ち替えることなく、シームレスに操作できるようにしたい」という声に応えたという。
デザインは同社の液晶テレビ「FORIS.tv」などを手がける川崎和男氏が担当。マウス機能とリモコン機能は裏表面にそれぞれ配置されており、傾きセンサを内蔵することで、裏返すと自動的に切り替わる。
2.4GHzの無線を採用することで、光学式ワイヤレスマウスの機能として使用が可能。ドーナツ型のコンパクトなボディに、右、左、ホイールの3つのボタンを搭載し、シンプルな操作性を実現した。専用ドライバのインストールは不要で、レシーバーをPCのUSBポートに接続すれば自動的にUSB機能がセットアップされる。
一方、リモコン機能としては、実用性のある9つのボタンを配列した。テレビ電源のオン/オフや放送切り換え、チャンネル切り換え、音量調節などの基本操作が可能だ。
また、C@T-oneにリモコンコードを設定することにより、EIZO製品をはじめ、主要メーカーのテレビやビデオレコーダー、デジタルチューナー、CATVチューナーの操作が可能となる。付属CD-ROMに収録されているアプリケーションソフト「C@T-oneSetup Tool」を使用すれば、操作する機器のリモコンコードを設定できる。
なおナナオでは、テレビだけでなくPCモニタとしても活用できる2007年11月発売のHD液晶テレビ「FORIS.HD」を同日より約2万円値下げし、C@T-oneとの組み合わせによる快適な視聴スタイルを提案している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」