また、同じく代表サービスの1つとしては、イラストSNSの「pixiv」は、1日のPVが1000万を超えた。開始してから1年で会員数は28万人。SNSは数多くありながら、写真や動画ではなく「イラスト」という点にフォーカスした点で新しい強みを持っている。
その他のイラスト関連サービスとしては、チョークや黒板消しでイラストを作成できる「こくばん.in」がある。最近投稿された「タモリさん」という作品では、タレントのタモリ氏そっくりの絵が描かれている。チョークで書かれたとはとても思えない出来だ。
また「ヘコんだこと」を投稿するサービス「リグレト」でもフォントは手書き風の「ひま字」フォントが使われている。こちらも9月にオープンしたばかりだ。7月にオープンした「教科書.net」は教科書に鉛筆で落書きができるサイト。正岡子規や織田信長などの肖像に落書きをすることができる。
このように昨今、イラスト関連サービスが非常に大きな市場となっている。ブログやSNSなどに新風を巻き起こしているとも言えるだろう。日本は世界において「漫画」が高く評価されていた。その日本において「絵」や「イラスト」などのサービスが盛り上がるのは当然なのかもしれない。
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