Appleが米国時間9月9日に予定しているプレス向けイベントについて、音楽業界関係者たちはあれこれと憶測をめぐらせている。招待状には、iPodを持った男性がダンスするシルエットとともに、「Let's Rock」という文字が書かれている。
招待状からは、Appleが音楽関係の発表をすることが推測される。問題は、音楽業界関係者の中に、その実態を知る人がいなさそうなこと。筆者が取材した情報筋たちは、音楽コンテンツに関する発表はないだろうと述べ、iTunesの音楽サブスクリプションサービスが出てくることはないと確信している。
サブスクリプション型のサービスに関するうわさはここしばらく出回っていたが、情報筋によると、Appleは今も、デジタルダウンロードを提供するためのライセンスしか大手レーベルから取り付けていないという。
この話から、iTunesを介してiMeemやLast.fmのようなソーシャルネットワーキングサービスが出るといううわさも事実でないだろうということが読み取れる。Appleはフリーストリーミングのようなサービスを実現したければ、ライセンス契約を新たに結ぶ必要があるが、このような話は聞こえてこない。
筆者が取材したデジタル音楽の関係者たちは、Appleの発表がiPodに重点を置いたものになると予測する。しかし、ここで念のためもう一度述べておこう。取材先の人たちもはっきりとしたことは分からずにいる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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