日本銀行はこのほど、電子マネー決済に関する利用実態の調査結果を公表した。
今回の調査では、「Edy」「Suica」「ICOCA」「PASMO」「nanaco」「WAON」の6つの電子マネーについて、発行枚数や利用状況などを調査。その結果、2008年3月末時点における電子マネーの発行枚数は8061万枚。このうち携帯電話に搭載された電子マネーは942万枚で、全体の11.7%を占めた。
また、電子マネーによる2007年度中の決済件数は前年度83%増の8億1000万件。決済金額は前年度の約2倍にあたる5635億円に到達した。
さらに、1件あたりの平均金額では696円。デビットカードの6万6000円、クレジットカードの1.2万円に対して、電子マネーは少額小口決済に利用される傾向にあることが浮き彫りになった。
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