福利厚生の充実ぶりで有名だったGoogleが、従業員への食事の無料提供を廃止するという憶測が流れた。だが、案ずる必要はなさそうだ。
Googleの事情に詳しい関係者はこの憶測について、経営上の小さな決定が呼んだ噂であるとCNET Newsに語った。同情報筋は、Googleには食事の無料提供を廃止する意向はないと説明する。夕食の時間帯に集まりの悪い、シリコンバレーキャンパス内の複数の社員食堂を統廃合し、社員食堂の数を減らすことになった、というのが実情だ。情報筋によると、食堂までの距離が長くなり過ぎないように、統廃合は順を追って実施されるという。
変更の対象はカリフォルニア州マウンテンビューのメインキャンパスのみ。また食堂のラインアップも今まで通りとなる。Googleの広報担当はCNET Newsに対し「われわれはGoogle社員のことを真剣に考え、すばらしい職場環境を提供している。ただ、社内の事情に関してはコメントしていない」と述べた。
統廃合に至った理由は2〜3点考えられる。コスト効率と、利用率からみた合理化だ。また、筆者の同僚は、食べ物をたくさん確保して、家族に持ち帰ってたのではないかと、推測していた。
Boston Market(カジュアルレストラン)よりも美味しいうえに無料ときたら、これを利用しない手はないだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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